低身長症 その対策
京都府亀岡市の「コサカ小児科・糖尿病内科医院」では、亀岡駅から徒歩6分の立地でお子様から大人の方まで幅広い健康を支えています。当院は小児科診療とともに糖尿病専門医としての専門性を生かし、成長期のお子様の発育相談にも丁寧に対応しております。周りと比べて背が低い、成長のペースが緩やかなど、お子様の低身長に関するご不安を解消し、健やかな成長をサポートするための対策や診療に取り組んでいます。
低身長症とは?お子様の成長を見守る基準
低身長症とは、同性・同年齢のお子様の平均身長と比べて著しく身長が低い状態や、身長の伸びのペースが著しく遅い状態を指します。医学的には成長曲線を用いて判断され、標準偏差(SD)という基準で「-2SD以下」に位置する場合に低身長と評価されることが一般的です。
お子様の身長の伸びには個人差がありますが、単に小柄な体質である場合だけでなく、成長に関わるホルモンの分泌異常や体質以外の病気が関係している場合もあります。日頃から母子健康手帳や学校の身体測定結果をもとに成長曲線を記録し、成長の推移を把握しておくことが早期発見につながります。
お子様の低身長が気になるときの受診の目安
お子様の身長に関して以下のような様子が見られる場合は、早めに医療機関へのご相談をおすすめします。成長の遅れには早期の対応が役立つケースが多く存在します。
- 成長曲線を描いたときに、身長の伸びを示すグラフが-2SDのラインより下回っている
- 同性・同年齢のお子様が並んだときに、常に頭一つ分ほど背が低い状態が続いている
- 以前は順調に伸びていたのに、1年間の身長の伸びが急に鈍くなってきた
- 手足の成長や体重の増え方に偏りを感じる
健診での発育確認については「乳児健診・幼児健診」のページもご参照いただけます。
低身長を引き起こす主な原因
低身長の原因は多岐にわたり、体質的な要因によるものから治療が必要な疾患までさまざまです。原因に応じた適切な対策を行うためにも、背景を正しく見極めることが大切です。
体質や遺伝による要因
ご両親やご親族が小柄である遺伝的体質や、成長の時期が全体的にゆっくりである思春期遅発症などがあります。病気によるものではなく健康状態に問題がないケースも多く見られます。
ホルモン分泌の異常
骨の成長を促進する「成長ホルモン」や、全身の新陳代謝を調節する「甲状腺ホルモン」の分泌が不足することで、身長の伸びが緩やかになる場合があります。
内臓疾患や染色体の異常
心臓、腎臓、消化器などの慢性的な病気や、ターナー症候群などの染色体の変化、あるいは胎内での発育遅延(SGA)などが低身長の原因となることもあります。
医療機関で行われる検査と診断の流れ
低身長の診断では、問診や身体測定をはじめとする段階的な検査を通じて原因を丁寧にお調べします。
問診と身体測定
出生時の身長・体重、これまでの成長記録、ご家族の身長などを詳しく確認します。母子健康手帳や成長記録をお持ちいただくことで、発育経過の把握がスムーズになります。
骨年齢の確認(レントゲン検査)
左手のレントゲン撮影を行い、骨の成熟度合い(骨年齢)を確認します。実年齢と骨年齢を比較することで、これからの成長の余地を評価する指標とします。
血液検査・尿検査
一般的な健康状態を確認するとともに、成長ホルモンや甲状腺ホルモンなどの内分泌系の数値を測定し、内臓の異常やホルモンバランスを詳細に調べます。
低身長症の治療法と日常生活での対策
検査の結果、特定の原因が見つかった場合には適切な治療を開始します。また、ご家庭での生活習慣の改善も成長を支える重要な土台となります。
ホルモン補充療法などの医学的治療
成長ホルモン分泌不全性低身長症などの疾患が認められた場合、不足している成長ホルモンを注射で定期的に補う治療が行われます。治療を受けられる条件や保険適用の範囲は診断結果によって異なります。費用負担や手続きについても個別の状況に合わせてご案内いたします。
ご家庭でできる生活習慣の改善
十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動はお子様の自然な成長を力強く促します。成長ホルモンは夜間の深い睡眠中に多く分泌されるため、早寝早起きの規則正しい生活リズムを整えることが成長対策の基本となります。
低身長症についてのよくある質問
Q1. 相談に行くタイミングはいつ頃が良いですか?
A1. 身長の伸びが気になった時点でいつでもご相談いただけます。成長期を過ぎて骨端線が閉じると治療が難しくなる場合があるため、気になる兆候があれば就学前や小学校低学年など早めのご相談をおすすめします。
Q2. 低身長の治療費用は保険適用になりますか?
A2. 成長ホルモン分泌不全などの医学的な診断基準を満たした場合は、保険診療や公費助成の対象となることがあります。基準を満たさない体質性の低身長に対する治療は自費診療となり費用は80.000円など条件により異なります。
Q3. 受診当日に持参するものはありますか?
A3. 母子健康手帳、これまでの健康診断結果や身体測定の記録、現在服用中のお薬がある場合はお薬手帳をお持ちください。成長の経過を辿るための貴重な情報となります。
当院での診療とご相談について
コサカ小児科・糖尿病内科医院では、亀岡市のお子様とご家族が安心して健やかに育つことができるよう、丁寧な問診と診察を行っています。小児感染症学会会員としての小児科全般の知見や、糖尿病専門医としての内分泌・代謝に関する視点を大切にしながら、一人ひとりのお子様に寄り添った診療を提供しております。
お子様の病気や一般的な症状に関する方針は「お子様の病気について」のページをご覧ください。診療時間のご確認は「診療時間」のページ、当院への道順は「アクセス」のページでご確認いただけます。お子様の成長に関して気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
